平成10年12月12日
テ ー マ:どう変わる学校
参 加 者:75名
パネラー:
堂山 優 (和歌山市教育委員会)
雑賀慶二 (東洋精米機製作所社長)
北出多世子(子育てサークルマーブル)
久宝一也 (和歌山大学学生)
今田一里 (那賀中学校教諭)
司 会:吉田 晃 (日赤和歌山医療センター小児科医)
今回の会を通じて、学校の教育が知育中心であるとか、学校の敷居が高いなど、学校に対する疑問や問題が指摘されましたが、同時に人問関係や創造的な考え方などは、学校の中ではなく地域・家庭の中でこそ学ばなくてはいけないということも指摘されたように思われます。つまり、子どもの教育のすべてを学校にお願いしてしまうのではなく、地域・家庭でなければ担い得ないことがあるということなのだと思います。
たとえば、人間関係や勤労の喜び、創造性なども、学校の中だけで教育しようとするのではなく、地域・家庭の中で体験する機会を持たせ(そのためには地域・家庭の協力が必要不可欠です)、それを再び学校に持ち帰って考えさせて、また地域・家庭の中で実践するという循環が大切なのだと思います。また、そのためには、地域・家庭自身もそれを担っていこうとする意識を持つことも大切です。
このような変化は学校だけが変われば生じてくるものではありません。地域・家庭もまた変わらなければ変化は生じません。このような変化を生み出すためには、学校や行政と地域・家庭がパートナーとなることが必要だと考えます。パートナーは時には批判者であり、時にはサポーターであります。そして、何よりも常に幅広く深い関わりを持っていなければなりません。それは一朝一夕でできるものではありませんから、地道に関わっていくことです。
本当の変化は劇的に生じるものではなく、いつの間にか生じるものです。劇的に見えるものでも、地道な努力に裏付けられない変化は定着できません。少しずつ、着実に歩を進めることが今一番大切なことではないかと思います。
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