1.平成10年10月に全国でも注目されている、きのくに子ども村学園へ見学に行きました。





2.平成11年8月21日 大成高校美里分校・天文台見学予定でしたが、土砂崩れのため中止。
    その代わり、尾久土先生が和歌山市に来てくださり、皆さんと話し合いました。





3.日 時:2月2日(土)午前9時40分〜午後3時
場 所:和歌山市立有功東小学校(和歌山市六十谷895)
 1.授業見学
   ・午前9時40分〜午前10時25分
     2校時 第2学年「生活科」 福田順子教諭
   ・午前10時40分〜午前11時25分
     3校時 第6学年「国語科」 川崎匡代教諭
 2.シンポジウム 午後1時〜3時

当会は、家庭・塾・一人ではできない、そして公立の小学校でないとできない勉強を見学し、
そこで成長する子どもたちの姿を見て、公立小学校について考えました。和歌山市立有功東
小学校で「普段行われている授業」を一般の方にも見学していただくという画期的な試みで
す。
 4月からは新学習指導要領が公立小学校で実施され、完全学校五日制に伴い学習内容を三
割カットし、総合学習などを通じて生きる力を養うことが目指されています。同校は以前か
ら地域の力をかりて総合的な学習に取り組み、外部からの講師を招いています。今回は授業
を見学し、これからの公立小学校の役割などを話し合いました。紀の国子どもサポートネッ
トは運営協力をいたしました。





平成14年5月11日 
高野口小学校の見学と座談会

当会では高野口小学校育友会と共同で小学校見学会と座談会を企画しました。
高野口小学校は昭和12年に建てられた木造校舎で、現在築65年になり立て替え計画もお
こっています。この高野口小学校を見学し、木造校舎の良さなどを実際に見て感じ、そ
の後高野口の皆様と木造校舎や小学校と地域づくりについて話し合いました。
 「高野口小学校見学会」
 とにかく長い廊下(100mもあるそうです)に驚かされました。廊下は走ってはいけな
いと言うのですが、走ってみたくなるような廊下です。そして普通教室とコンピューター
室を外から見学し、次に理科室の中に入りました。
 校舎の外に出てみると、この学校の特徴とも言える正面玄関も含め7つの校門。この校門
が開放的で、いつでも地域の人が学校に入れます。学校が地域の中心になっているのが
うかがえます。いつの間にか学校の中に入り、そして出ている、まるで公園のようです。
  
高野口小学校図書室   参加者42名  
パネラー6名(当会2名、育友会4名)
講演・座談会コーディネーター:松浦 善満(和歌山大学教育学部教授)

講演「木造校舎の効用について」
  松浦先生は木造校舎の効用について調査結果を基に話された。
まず和歌山県では、現在小学校の全校舎2594棟のうち、木造は514棟、鉄筋は912、鉄骨
中心は1168であった。いつ建てられたかは、明治が1棟、大正は10棟、戦前が33棟、戦後
から平成が2004棟、平成以降が546棟であった。
 木造の良さとして、1.木造が持っている独自の有効性では、保湿性、吸湿性、吸音性、
衝撃の吸収性、木の香りがあること、2.木材は高さ・広さなど建築が工夫できること、
そして3.愛着心をあげられた。
 以上の木造の効用についてのお話しのあと、ビデオ(新築の木造校舎)を見たうえで、
この高野口小学校についてパネラー6名から発言していただき、座談会へと移っていった。

座談会
 当会からのパネラーはトイレなどを清潔にする努力は木造・鉄筋でも違いはない。また木
造は温度は低いが触った感じは全く違う(木が暖かい)と発言した。また外から見ていた
より、窓が多くあり明るいが、理科室などはもっと近代的な設備があっても良いのではな
いか、骨格を残して改装できないものかとの発言された。
 最後に育友会会長が、今後は保存・立て替えの議論だけではなく、ワークショップなどを
開催して学校のありかたを考えていきたいし、今までこの学校に目を放し過ぎていたので
はないかと反省も含めて話された。 
 
 


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