2010年8月3日、生産農家と消費者が
有機農産物を仲立ちにして交流し支え合うことを目的に、
「産消提携倶楽部ふうど」という団体が発足しました。


設立趣意書

長く続く日照りや突然のゲリラ豪雨など
数々の異常気象現象を伴いながら加速する地球温暖化、
化学肥料や農薬の多投による土壌と
それを取り巻く生態系の荒廃、
無理な灌漑による塩害や砂漠化、
さらにはグローバリゼーションによる家族農業の崩壊など、
日本でそして世界で、人類の生存を支える農業は
深刻な危機に直面しています。

このような将来世代にわたる生存の危機を打開するためには、
農薬や化学肥料に頼らず環境を大切にしてがんばる
有機農家と消費者が、
相互に理解を深め、
農産物を仲立ちに支え合う新しい共同の形をいま、
世界の隅々で粘り強く作りあげてゆくしかありません。

これまで小さなグループで
有機農産物頒布会を積み重ねてきた私たちは、
そうした共同の形を先人にならって「産消提携」と呼び、
端的に食べ物を意味する「FOOD」と、
そしてふるさと和歌山にもかつてあったに違いない
食と農を基盤とした個性的な地域文化
つまり「風土」の再建を祈念して、
このグループ名を「ふうど」と名付けました。
前述の趣旨に賛同いただける方であれば
どなたでもご加入いただけます。
ぜひ、お誘い合わせのうえ、お気軽にご参加ください。


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