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第5回 平成11年4月15日
テーマ:学級崩壊、克服にむけて〜学校・教師の苦悩〜
提言者:松浦善満(和歌山大学教育学部教授)
矢川昌子(小学校教諭)
参加者:80名
今回から特別企画として、「学級崩壊、克服にむけて」というテーマで4回連続で取り組んでいきます。
1回目は提言者に学級崩壊の全国調査を行った和歌山大学教育学部教授の松浦善満さん、
小学校教諭の矢川晶子さんを迎えて学級崩壊の実態を語っていただきました。
(詳しくは本ニュースレターのレポート「学級崩壊の背景−学びから逃げる子供ー」をご覧下さい)
まず松浦さんが全国調査を踏まえて、子どものストレスが増えたことや、集
団意識が低下し、自分を大切にする傾向に変わっていった背景を挙げ、
学級崩壊が起きるのは、単に教師個人の力量だけでなく、
子どもの急激な変化や学級運営などの制度の問題も潜んでいるのではと述べられました。
また学校現場にいる矢川さんは、子どもひとりひとりと時間をかけて向き合いたいが、
現状が考えると非常に困難であるという教師側のゆとりのなさを挙げ、
教師・子どもが本音を出せるような関わり合いが重要と話されました。
後半は提言者・参加者での意見交換が行われ、
子どもたちは学校のルールと社会のルールの矛盾を感覚的に見抜いているのでは、
悪いことをやっても無視せずに自分のことを叱ってくれる、
ガツンと言ってくれる大人を求めているのかもしれないという指摘もありました。
当日は学生や現職教諭の方も含めて80人の参加があり、改めてこのテーマの関心の高さがうかがえました。
今回を含め4回のトークの会・シンポジウムを報告集としてまとめます。ご期待下さい
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