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第7回 平成11年6月17日
テーマ:学級崩壊、克服にむけて〜家庭の子育て、幼児教育の問題〜
提言者:市原悟子(アトム共同保育所所長代理)
吉田晃(日赤和歌山医療センター、小児科医)
参加者:70名
吉田さんが、今の子どもを取りまく環境や母子関係を説明し、
閉塞的な状況で子育てを苦しんでいる母親の実態を報告しました。
次に市原さんは、まず自由保育についてお話しされました。
自由保育には幅があり保育所によって捉え方がバラバラであるがと断った上で、
1990年に子どもの自主性・主体性を育てる目的で新保育指針が出されたが、
例えばコーナー保育では自分の遊びたいという要求は満たされるが、
その要求がぶつかりい合う体験はできているのだろうかなどの疑問点を出されました。
アトム共同保育所では保育の柱として、
「自己表現の力を育てる」「人間関係を導く力(他人を認め、自己コントロールする)を育てる」とし、
そのために一人一人の個性を知り、大人が勝手に作った子ども像を捨てありのままを知る事が大切である。
イヤナ体験、困った体験から工夫し子どもは成長するとお話しされました。
また神戸の連続児童殺傷事件以来、子どもの心に傷が残るのではないかと、
自分の子どもを叱りきれない親が増えたと指摘し、その場合子どもは自分の要求をエスカレートさせ、
親の方がキレて爆発してしまうケースがあるとし、
「一対一で向き合い、できることとできないことを真剣に伝える。しかりきることも大切」とお話しされました。
そして母親が子育ての悩みや考えを発散できる場としての保育所の役割を話されました。
会場からは、
・アトムで実践されている懇談会のように、自由に本音を出せる懇談の場を自分の小学校のクラスで実践したい(小学校教師)
・子どもはもっと厳しくしつけた方が良いのでは(父親)
・アトムで学んだ子どもが普通の学校に行ったとき、戸惑わないか?(女性)
・自由保育によりわがまま・無秩序になっていることが問題ではないか(教師)
などの意見も出ました。
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